タイヤ館で値段交渉・値引き交渉の裏ワザ
タイヤ館でタイヤを購入するなら、できるだけ安くお得に購入したいですよね。
そのためには値段交渉や値引き交渉が必要になりますが、結構簡単に交渉できるんです。
タイヤ館に限ったことではありませんが、今はタイヤっていろいろな所で販売しているので、お店にとってはタイヤを買いに来たお客様1件1件がかなり大切になっています。
私は昔オートバックスで働いていましたが、一人のお客様を逃した時の上司からの圧力は凄かったです(汗)
せっかく買いに来たお客様を逃してしまったら、売上にもなりませんし在庫も減りません。
なので、お店に来てくれたお客様には絶対買って帰ってもらいたいわけです。
このように、店舗にもよるかもしれませんがスタッフはタイヤを売るのに必死です。
売るのに必死なので、限界を超えない程度の値引きや値段の交渉は喜んで受けます。
もし、タイヤ館に行った時に「当店は値引き交渉や値段交渉はしません」というお店なら、わざわざそこのお店で買う必要はありませんからね。
これを踏まえたうえで値引き交渉や値段交渉しましょう。
値段交渉や値引き交渉の裏ワザとは?
タイヤ館に限らず、オートバックスもイエローハットもとにかくタイヤを販売したいと思っています。
量販店にとってタイヤは利益が取れる商品なので、売れれば売れるほど利益が出ますからね。
「【意外と知らない?】タイヤを安く買うとっておきの方法とは?!」でもご紹介していますが、タイヤには3重4重にも利益が重なっていますからその分安くしても赤字になることはありません。
タイヤ館はブリヂストン系列のお店なので基本的にはブリヂストンのタイヤしか買えませんが、ブリヂストンが作っているタイヤやホイールは必ず安くできます。
ブリヂストンの中でも銘柄がたくさんありますが、どの銘柄も必ず値引きしてもらえます。
そこで、値段交渉・値引き交渉ですが、タイヤのみを安くしてもらう方法もありますし、タイヤ代だけでなく工賃やエアバルブ、窒素ガスといった合計金額を交渉する方法もあります。
詳しくご説明しますね。
タイヤ代のみを値段交渉・値引き交渉する場合…
タイヤには銘柄にもよりますが20〜35%前後の利益が乗せられています。
正直にいえば20%OFFにしてもお店側は赤字になることはありません。
なので、タイヤのみで50,000円なら「40,000円にしてよ!」って言っても、やろうと思えばできます。
スタッフ側としては売りたいけどできるだけ安くしたくはないですから、「40,000円はさすがに無理ですよ〜」って言ってくると思います。
その時は「じゃあ目一杯下げていくらならできるの?」って聞けば答えてくれます。
タイヤのみを値下げした場合は、工賃などほかにかかる費用でまかなえようとします。
「工賃などは最低限かかる費用なので…」と言ってすべてしっかり取られてしまいます。
合計金額で値段交渉・値引き交渉する場合…
合計金額ですから、タイヤ代、工賃、ゴムバルブ、廃タイヤ代、窒素ガスなど、タイヤ交換にかかる費用すべてになります。
正直、ゴムバルブの原価は1個数十円ですし、廃タイヤ代(タイヤの処分代)にすら利益が乗せてあります。
なので、タイヤを安くしてもらって喜んでいたらもったいないです。
工賃にしてもほかの付属商品にしても値引きはできるので、合計金額で交渉する方がいいと思います。
合計金額で値段交渉する場合は、「目一杯安くして全部でいくらになるの?」って聞いて見積もりをもらいましょう。
その場で納得のいく金額なら購入してタイヤ交換してもらいましょう。
まだほかのお店で値段交渉する時間があるなら、その場では買わずに限界まで安くしてもらった見積もりをもらって、ほかのお店でまた交渉しましょう。
〜タイヤ館で値段交渉・値引き交渉する方法のまとめ〜
目一杯安くしてもらった金額の見積もりをもらう
納得がいかなければ、ほかのお店でも同じことをして回る
一番お得に買えるお店を比較検討して、納得できたお店でタイヤ交換する
いかがだったでしょうか。
値段交渉や値引き交渉には時間と労力はかかりますが、タイヤは必ず安くできます。
パンクをしてもう走れない状況なら話は別ですが、「そろそろタイヤ交換しなきゃなぁ〜」という状況になった頃から、近所のお店を回るといいですよ。
ちなみにタイヤ館はブリヂストンのタイヤをおすすめしますが、ブリヂストンのタイヤだからといって絶対に良いという事はありませんのでご参考までに。
できればタイヤ館だけでなく、オートバックスやイエローハットなども回ってみると、ご自分に合った最適なタイヤを見つけることができますよ。
タイヤ館の価格などに関するQ&A
ネット上でタイヤ館の価格などに関する疑問や質問が多く聞かれていたので、私が知っている範囲で回答してみたいと思います。
(※ちなみに、私の兄が一昔前にタイヤ館で働いていました。)
タイヤ館の価格ってオートバックスやイエローハットなどの量販店より高いんじゃないか?という質問がありました。
これは一概には言えないと思うのですが、タイヤ館はブリヂストン系列のお店なので値崩れを防ぐために安売りはしないというお店があります。
ブリヂストンに高いプライドを持っているスタッフに接客されると値引きなどはされにくいと思います。
「良いタイヤはそれなりのお金をちゃんと払って買ってください」という感じで、売ることをメインとしていないスタッフがいます。
タイヤ館に知り合いや友達がいれば当然安くすることはできますが、普通にタイヤを安く買いたいならタイヤ館だけでなく量販店を回って比較した方がいいですよ。
タイヤ館は専門店ということで、スタッフ全員がタイヤの専門知識を持っているということはありません。
逆にオートバックスやイエローハットなどの量販店だからといって、力量のないスタッフが作業しているということもありません。
タイヤ館にもオートバックスなどの量販店にもタイヤの担当者がいますし、正直タイヤ交換というのは免許や資格もいりませんし難しいものではありません。
タイヤ館にしても量販店にしてもタイヤの知識量はスタッフごとバラバラですし、作業は誰がやってもそこまで差はありません。
ただ、低扁平タイヤ(横が薄いタイヤ)を作業する際はもちろん慣れているスタッフがやります。
なので、タイヤ館もオートバックスなど量販店も作業の質というのは変わらないと思って良いと思います。
心配であれば、作業する前にホイールの写真を4本分撮って傷の状態などを写しておくといいですよ。
万が一作業後に傷がついたなどのトラブルがあったときの証拠になりますからね。
あとは、担当スタッフなどの対応や値段などを比較して決めると良いと思います。
ブリヂストンのタイヤって確かに高いですよね。
その理由はやはりブランド力だと思います。
質や性能がどうこうというよりタイヤのシェアはブリヂストンが独り占めしてましたから、安くする必要が今までなかったわけです。
なので、一昔前は「ブリヂストンのタイヤはモノが良いので高いんです」って言えば通用しました。
でも今はメーカーごとに値段ほどの性能差はありません。
その中でブリヂストンのタイヤがどんどん売れなくなってきているため、ブリヂストンでも安価なタイヤもあります。
例えば、SNEAKER(スニーカー)やNEXTRY(ネクストリー)があります。
値段が安い分性能も下がりますが、どうしてもブリヂストンタイヤを付けたい!という方は安価のタイヤもありますよ。
無料安全点検って、タイヤ館に限らずオートバックスでもスタンドでもどこでもやっています。
無料なのでやってもらって損はないですよ。
ただ、基本的にはどこか交換が必要な部分はないか点検しているので、「交換が必要です」といわれたとしてもその場でなんでもかんでも交換しないことをおすすめします。
(※例えば、「バッテリーが弱ってる」「冷却水が汚れてる」「ブレーキフルードが汚れてる」など)
ちょっとひねくれた見方ですが、追加で作業を取るために安全点検があると思って良いと思います。
私もオートバックス時代はとにかくバッテリー交換してもらってましたからね。
指摘された部分をその場で交換しても良いですが、賢く対応したい方はほかのお店でも見てもらうか、車に詳しい友人知人がいればその人に相談するといいですよ。
タイヤ館でもオイル交換や足廻り交換などいろいろな作業を行っています。
そこで、タイヤ館でオイル交換するのってどうなの?って質問があったので、私なりに回答してみたいと思います。
正直、タイヤ館のオイル交換は安いとは言えません。
オートバックスなどの量販店に比べて選べる種類も少し少ないので、無理にタイヤ館で作業する必要はないと思います。
ただ、時期によってオートバックスなどの量販店のオイル交換待ち時間が膨大になる時があるので、あまり待ちたくない方などは空いているときのタイヤ館でオイル交換はおすすめかなと思います。
いかがだったでしょうか。
私なりに感じたタイヤ館をご紹介しました。
もちろん人それぞれタイヤ館の印象などは違うので一概にはいえませんが、参考にしてみてください。
【意外と知らない?】タイヤを安く買うとっておきの方法とは?!
ツイート