【車のタイヤひび割れについて】みんなが解決したいお悩みとは?!

車のタイヤのひび割れについて

 

 

車のタイヤのひび割れについて、知らないことやわからないことも多いですよね。

 

そこで、タイヤに13年間携わってきた私なりにひび割れについて解説したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

車のタイヤがひび割れてしまう原因とは?

 

タイヤがひび割れてしまう原因はゴムの劣化です。

 

タイヤを装着して走れば溝が減るのと同時に劣化するのはわかると思いますが、実はタイヤは走っても走らなくても劣化していきます。

 

とくに日本は春夏秋冬の四季があって、湿気が多い時期もあれば乾燥する時期もあります。

 

じめじめしたり乾燥したりの繰り返しはタイヤにとって劣化の原因になります。

 

また、紫外線も原因のひとつですし、雨も酸性雨なのでタイヤのひび割れの原因になっています。

 

 

あと、タイヤ担当時代にお客様からよく言われたのが「そんなに走ってないのにひび割れするの?」でした。

 

タイヤは走ることで中の空気が循環するのですが、走らなければなおさら劣化が早くなります。

 

走らないということは、ずっと同じ部分に重力がかかっていますし中の空気も循環しませんので、走らなければひび割れしないということはありませんのでご注意ください。

 

 

タイヤがひび割れする目安は?

 

タイヤがひび割れする目安はタイヤのグレード、使用状況や保管状況によっても違います。

 

ちなみに一般的に言われているのが、タイヤの寿命は3年30,000kmと言われています。

 

タイヤを購入して車に付けてから大体3年も経てば劣化してひび割れてくるので、交換目安になります。

 

 

車庫が雨ざらしの状態なのか、屋根付きなのかによってもひび割れの速度は変わってきます。

 

また、週に1回しか乗らない場合と毎日乗る場合とでも、ひび割れる速度は変わってきます。

 

屋根付きの車庫で保管する方が当然ひび割れは遅くなりますし、毎日短距離でも良いので走ることでタイヤの中の空気が循環してひび割れを遅くしてくれます。

 

また、高級タイヤ(各タイヤメーカーの高グレードタイヤ)は比較的ひび割れは遅いのが特徴です。

 

 

タイヤのひび割れに関するお悩みQ&A

 

タイヤがひび割れていると車検は通らない?

基本的に車検というのは、安全に走行できる状態であるかどうかです。

 

ディーラーや車検館、量販店など検査員がちゃんと見て車検を通すお店で車検を受ける場合は、おそらく「タイヤは交換しないと車検は厳しいです」と言われると思います。

 

お店は売り上げのためというのもありますが、安全のためにも交換してほしいと思います。

 

 

厳密に言えばタイヤのひび割れの状態がよほど酷くなければ車検は通すことはできます。

 

お店で車検を受ける場合は、のちのちバースト(走行中のパンク)したとかクレーム対策にも交換を勧められると思います。

 

タイヤがひび割れたら交換した方がいい?

タイヤのひび割れはバースト(走行中のパンク)や空気圧低下の原因になります。

 

バーストすればハンドル操作ができなくなり危険な事故につながりますし、空気圧が低下すると制動距離(ブレーキーを踏んでから止まるまでの距離)も伸びます。

 

初期のひび割れなら交換する必要はありませんが、亀裂のようにひび割れてきたら交換時期になります。

 

ひび割れしにくいメーカーってあるの?

ひび割れしにくいというか、各タイヤメーカーの高級グレードはひび割れが遅いような気がします。

 

ブリヂストンでも低グレード(安めのタイヤ)は意外とひび割れが早いですし、個人的な意見ですがダンロップは正直どれもかなりひび割れが早い気がします。

 

また使用状況や保管状況によっても違うので、大切に使えばその分ひび割れは遅くなります。

 

タイヤの横と接地面どっちのひび割れが危ない?

トレッド部分(接地する面)とサイドウォール(タイヤの横の部分)どちらのひび割れも危ないです。

 

車にタイヤを付けると、タイヤ1本あたり軽自動車でも200〜300kgの車の重さが常にかかっています。

 

乗用車になれば300〜500kg、貨物車になればそれ以上になりますからひび割れは危険です。

 

常にタイヤには圧力がかかっているので、ちょっとしたひび割れからエアー漏れの原因になりますので、ひび割れを発見した時点で気を付けて運転することが大切です。

 

給油の際に空気圧をチェックしたり、オイル交換の際にタイヤをチェックしてもらうといいですよ。

 

ひび割れたら破裂するの?

タイヤの中の空気圧はパンパンに張っていますので、何かの衝撃にタイヤに圧力がかかったときに破裂する場合はあります。

 

タイヤのひび割れを防ぐことってできるの?

タイヤのひび割れは人間でいえば老化現象と同じなので、ひび割れを防ぐことはできません。

 

ただ、例えば夏タイヤとスタッドレスタイヤでシーズンごとに履き替えをしているなら、寿命を長持ちさせることはできます。

 

タイヤホイールを保管する場合、できれば雨風が当たらない風通しの良い場所に保管することで長持ちにつながります。

 

タイヤがひび割れしやすいメーカーってあるの?

私自身の主観ですが、正直ダンロップは大体どのタイヤもひび割れしやすい印象があります。

 

純正装着(新車時に着いている)タイヤも市販で販売しているタイヤも、ほとんどひび割れしやすい印象があります。

 

ただ、ビューロなどの高級グレードタイヤのひび割れは早いと感じたことはありません。

 

もちろん、使用条件や保管の仕方などによって違うと思いますが、タイヤ担当をしていた時代にひび割れが早いなと感じたメーカーはダンロップでした。

 

ほかにもタイヤのひび割れについて参考になりそうなページがあったので、そちらもご紹介しておきます。

 

ただイメージで書いている方や素人の方が書いているのもあるので、真に受けすぎず最終的には量販店などのタイヤ担当に直接聞くといいですよ。

 

>>「タイヤのひび割れに関するYahoo!知恵袋」はこちら

 

 

いかがだったでしょうか。

 

タイヤのひび割れに関するお悩みを私なりに解説してみました。

 

なかなか文章や写真だけでは伝わりにくいので、心配な方はお近くの量販店などで見てもらうといいですよ。

 

 

 

 

 

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